物件は、初期費用や毎月の家賃といったお金の面だけでなく、集客にも大きく影響します。開業を成功させるうえで、いちばん重要な要素の1つです。
この記事では、物件の探し方の3ステップと、郊外で脱毛サロンを開くときに私たちが見ている4つのポイントを紹介します。
物件探しの3ステップ
ステップ1:条件を決める
まず、あなたのコンセプトに合う物件の条件を決めましょう。判断の基準がないまま情報を集めても、たくさんの物件の中から契約したい1件を見つけるのは難しいです。
コンセプトとお客様(ターゲット)に合わせて、エリア、広さ、家賃の上限、駐車場の有無などを書き出してください。広さの考え方は脱毛サロンの物件の広さで解説しています。
ステップ2:ネットと自分の足で調べる
最初は、不動産サイトと自分の足で探します。物件には2種類あります。
- どの不動産屋でも案内できる物件
- その不動産屋(専任)しか案内できない物件
いきなり不動産屋に行くと、その不動産屋が扱える物件しか紹介されないことがあります。そして良い物件ほど専任物件であることが多いです。実際、私たちが運営している店舗のうち2つは専任物件でした。
実際に歩いたり自転車で回ったりすると、人や車の流れも見られます。
ステップ3:不動産屋に問い合わせる
目星をつけた物件を指定して、不動産屋に内覧をお願いします。そのときに「これより良さそうな物件があれば出してください」と頼んでみましょう。
郊外で開業するときの4つのポイント
1. 家賃
私たちが大阪のベッドタウンで開業したときの目安は、次のとおりです。
- ベッド2台と待合スペース:家賃12万円以下
- ベッド1台:家賃7〜8万円以下
地域や時期で相場は変わるので、あくまで一例として考えてください。家賃は毎月かかる固定費なので、価格設定で考える損益分岐とあわせて決めます。
2. 人目につくか
物件選びは集客の一部です。 私たちのサロンでは、看板を見て来店した新規のお客様だけで、年に100人前後(毎月10人前後)いました。
「インスタを見て来ました」というお客様も、話を聞くと「前をよく通っていて、なんとなく知っていた」という方が多くいます。人は、すでに知っているものに目を止めます。
家賃が1〜2万円高くても看板を出せる場所なら、広告費が浮いて合計では安くなることもあります。家賃だけで比べないことが大切です。
3. 駐車場
郊外の地域密着のサロンでは、子ども連れのお母さんや中高生のお客様が多くなります。私たちのサロンでは、オープンから半年で40組以上(80人以上)が、家族・姉妹・親子で来店しました。
専用の駐車場がなくても、近くの月極駐車場を借りたり、コインパーキングと提携してサービス券を出したりする方法があります。
4. 駅から遠すぎないか
駅から遠すぎると来にくくなります。一方で駅前すぎると家賃が上がります。ほどよい距離で、上の3つのバランスがとれる場所を探しましょう。
まとめ
- 物件探しは「条件を決める → ネットと足で探す → 物件を指定して不動産屋に頼む」の順で進めます。
- 郊外では、家賃・人目・駐車場・駅からの距離の4つを見ます。
- 看板で知ってもらえる場所は、広告費を減らせることがあります。家賃だけで決めないようにしましょう。
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