確認日:(各制度の公式情報で確認)
脱毛サロンを開くとき、いちばん大きな出費は脱毛機です。条件が合えば、その購入に国の補助金や助成金を使える場合があります。
このページでは、脱毛サロンの開業や、美容室・エステサロンが脱毛メニューを始めるときに検討できる「小規模事業者持続化補助金」と「業務改善助成金」を、2026年10月時点の公式情報をもとにまとめました。
最初に知っておきたい3つのこと
- 補助金は後払いです。 脱毛機の代金はいったん全額を自分で払い、事業が終わって報告をしたあとに補助金が振り込まれます。
- 交付決定の前に買ったものは対象になりません。 「先に買って、あとから申請」はできません。脱毛機を決める前に、補助金を使うかどうかを決める必要があります。
- 申請すれば必ずもらえるわけではありません。 事業計画書の審査があり、採択されなければ補助は受けられません。
脱毛サロンが検討しやすい補助金
小規模事業者持続化補助金(一般型・通常枠)
小規模事業者が、販路開拓(新しいお客様を増やす取り組み)のために使う経費の一部を補助する制度です。対象になる経費の中に「機械装置等費」があり、事業計画に沿った設備であれば脱毛機も対象になり得ます。
| 項目 | 内容(第20回) |
|---|---|
| 補助上限 | 50万円 |
| 上乗せ | インボイス特例で+50万円、賃金引上げ特例で+150万円(両方で最大+200万円) |
| 補助率 | 3分の2(賃金引上げ特例に取り組む赤字の事業者は4分の3) |
| 申請受付 | 2026年11月5日〜12月15日 17:00 |
| 事業支援計画書(様式4)の発行受付締切 | 2026年12月4日 |
- 対象は小規模事業者です。サービス業(宿泊業・娯楽業を除く)は、常時使用する従業員が5人以下であることが条件です。
- 特例を希望して要件を1つでも満たせなかった場合、上乗せ分だけでなく補助金全体が対象外になります。特例を使うかどうかは慎重に決めましょう。
- 申請には、地域の商工会議所または商工会が発行する「事業支援計画書」と、GビズIDプライムのアカウントが必要です。どちらも準備に時間がかかるので、早めに動きましょう。
小規模事業者持続化補助金(創業型)
創業して間もない小規模事業者のための枠です。市区町村などが行う「特定創業支援等事業」(創業塾や創業セミナーなど)の支援を受けていることが条件です。これから脱毛サロンを開業する方は、まずこちらに当てはまるか確認してください。
| 項目 | 内容(第4回) |
|---|---|
| 補助上限 | 200万円(インボイス特例で+50万円) |
| 補助率 | 3分の2 |
| 申請受付 | 2026年11月5日〜12月15日 |
| 事業支援計画書の発行受付締切 | 2026年12月4日 |
申請の時点でまだ営業を始めていなくても対象になり得ますが、補助事業が終わるまでにサービスの提供を始める必要があります。開業日や、創業支援を受けた時期の条件は公募要領で必ず確認してください。
業務改善助成金(厚生労働省)
従業員の賃金を引き上げ、あわせて仕事の効率を上げる設備投資をしたときに、その費用の一部が助成される制度です。スタッフを雇って開業・営業しているサロンが対象になり得ます。
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 助成されるもの | 事業場内最低賃金を一定額以上引き上げ、あわせて行った設備投資などの費用の一部 |
| 助成の上限 | 引き上げる金額と、対象になる従業員の人数で決まる |
| 助成率 | 事業場内最低賃金が低いほど高くなる |
| 申請受付 | 2026年9月1日から。締切は、都道府県の最低賃金が新しくなる日の前日か、11月30日のどちらか早い日 |
- 従業員がいない場合は対象になりません。 1人で開業する場合は、持続化補助金を検討しましょう。
- 賃金の引き上げも設備投資も、これから行うものだけが対象です。
- 受付の締切は都道府県ごとに違います。最低賃金が10月に新しくなる地域では、その前日で締め切られるので注意してください。
どちらの制度が使えるかは、事業の形(個人か法人か、従業員の人数、開業済みかどうか)と、脱毛機をどう使うかで変わります。
申請から入金までの流れ
- 使える制度を決める:開業の時期と事業の形から、どの補助金に当てはまるかを確認します。
- GビズIDプライムを取る:電子申請に必要です。発行まで時間がかかることがあります。
- 事業計画書を作る:誰に、どんなサービスを、どうやって届けるか。脱毛機を入れると売上がどう伸びるかを数字で書きます。
- 商工会議所・商工会で事業支援計画書をもらう:締切は申請締切より前です。
- 電子申請する
- 採択・交付決定を待つ:交付決定の通知が来てから、脱毛機を発注・購入します。
- 事業を実施して報告する:期限内に購入と支払いを終え、実績報告をします。
- 補助金が振り込まれる
よくある失敗
- 脱毛機を先に契約してしまい、補助の対象外になった
- 事業支援計画書の締切に間に合わなかった
- 見積書の数が足りなかった(一定の金額を超える機械装置や中古品は、2社以上の見積もりが必要です。基準額は公募要領で確認してください)
- 特例の要件を満たせず、補助金全体が対象外になった
- 計画書が「脱毛機がほしい理由」だけで、お客様をどう増やすかが書かれていなかった
まとめ
- 脱毛機の購入には、持続化補助金(一般型・創業型)や業務改善助成金が使える可能性があります。業務改善助成金は従業員がいることが条件です。
- 補助金は後払いで、交付決定の前に買ったものは対象外です。脱毛機を決める前に補助金の検討を始めましょう。
- 金額や日程は公募の回ごとに変わります。申請の前に必ず最新の公募要領を確認してください。
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参考(2026年10月11日に確認)
- 持続化補助金<一般型・通常枠>第20回公募要領を公開(J-Net21)
- 持続化補助金<創業型>第4回公募要領を公開(J-Net21)
- 小規模事業者持続化補助金<一般型 通常枠> 公式サイト(商工会議所地区)
- 中小企業庁担当者に聞く:持続化補助金(ミラサポplus)
- 業務改善助成金(厚生労働省)
補助金の内容は変わることがあります。申請の判断は、必ず最新の公募要領と、商工会議所・商工会などの窓口でご確認ください。
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