脱毛するとワキガになるって本当?噂の真偽を解明!
ワキガとワキ脱毛の関係性
今回は「ワキ脱毛するとワキガになる」
という噂について解説します
“弊社の経営しているサロンでもお客様から
「ワキ脱毛をすると、ワキガになるって聞いたことがあるんですが、大丈夫ですか?」
と質問がありました
この記事を見てくださっている方には、このような噂を聞いたことある方もいると思いますので解説しよう思います。
・ワキガの原因
・ワキガと脱毛の関連性について
理解できますので脱毛サロンをされている方、これから開業したいと思っている方
脇脱毛をしようと思っている方、ぜひ最後まで読んでみてください。
ワキガとは?
“まずワキガとは、医学的には「腋臭症(えきしゅうしょう)」と呼ばれています。
ワキガ(腋臭症)の臭いは
スパイスや香辛料(クミン)や玉ねぎのツンとした刺激臭のような臭いが特徴です
日本の中ではワキガの比率はかなり少なく、約10%と言われています。
余談ですが、欧米人のワキガ率は80%だそうです。
そのため小学校からデオドラントの授業があり、教育もされています
朝の歯磨きのように、体臭のケアは常識のひとつとなっているみたいです。”
ワキガ臭発生のメカニズム
人には
・エクリン汗腺
・アポクリン汗腺
という2つの汗を出す、汗腺があります
エクリン汗腺は全身のほとんどの皮膚にあり、主に体温調整のために汗を出す汗腺です。
エクリン腺から出た汗の99%は水分で他は塩分等で、色も透明で、ニオイもほとんどしません
一方アポクリン汗腺は体の限られた部分にあり、特にワキの下に多くあり、毛根と繋がっています。思春期になると性ホルモンの影響で分泌が多くなります。
普段かく汗と違って、白く濁っています。それは脂質やタンパク質等の成分を多く含んでいるからです。
その汗に含まれる脂質やタンパク質を
皮膚常在菌であるジフテロイド菌がアポクリン腺から出る汗を餌にしている、
つまり分解することでワキガ臭を発生させます
ワキガになる原因
ワキガの人はジフテロイド菌がとても多くて、逆にワキガではない人にほとんどいません。
そしてアポクリン汗腺の数も多く、そのサイズも大きく発達しています
これらは完全に先天的な遺伝が原因です。身長が大きい人もいれば、汗腺も大きい人もいるということです
結論、ワキガは遺伝が原因なので脱毛してワキガになることは医学的にありえません。