最近流行りの【キッズ脱毛】導入する際に気をつけるべきこと!
キッズ脱毛の注意点・ポイント
今、注目の子供からできる【キッズ脱毛】について、最近耳にする機会が増え、需要も高まっています。
キッズ脱毛メニュー導入を検討をされている脱毛サロンさんも多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では
・キッズ脱毛の施術の注意点やリスク
・気を付けていること
・伝えるべきこと
について解説します。
始められる時期について
まずキッズ脱毛の始める時期についてですが、弊社のサロンでは
・小学一年生(7歳ごろ)から受け入れをしています。
・また、意思疎通ができるか?ということも重要です。
気になっている箇所、施術時の痛みを言えない場合は
肌トラブルを招く恐れもありますのでお断りさせていただきます。
そして必ず、未成年の場合、親権者の同行
親権者のサインが入った承諾書を書いてもらいましょう
お子様の肌について
次にキッズ脱毛の注意点の前にサービス提供相手である、
お子様の肌の特徴について下記の3点を念頭に置いて施術しましょう
①デリケート
大人に比べ皮膚が薄いため、刺激に弱く赤み、かゆみが出やすい
→出力を弱める
→冷やしながら光を照射する
→アフターケアを徹底することで 赤みなどの炎症は防げる
②日焼けをしやすい
登下校時や、部活など日常生活で紫外線を浴びる機会が多い
日焼け=軽い肌の炎症
→日常的に日焼け止めクリームを塗ることをお勧めする
③毛の自己処理でのダメージ
まだ毛に関する知識がないため
「毛抜きで抜く」「剃刀で剃る」などの自己処理している場合もあります
→肌負担の少ない電気シェーバーを勧める
施術するときのポイント
①出力は慎重に確認
皮膚が薄く、大人と比べて痛みを感じやすいため
試し打ちをし、熱さ痛みがないか随時、確認にするようにしましょう
痛みを打ち明けやすいよう声をかけるなどして和ませてあげることも心がけてください。
②出力を低めから設定
乾燥しやすいことや、痛みを感じやすいため、出力は低めから調整しましょう。
③△連射打ち ○単発打ち
体も小さいため、連射打ちの場合、照射面が浮き火傷になる恐れがあるの、
無理に連射はせずに単発打ちでの施術が安全です。
保護者の方説明していること
安心してご来店いただけるように、初回のカウンセリングで保護者に同伴いただき
下記のキッズ脱毛の注意点やリスクについてお伝えしてください。
①脱毛のメカニズム
まずは脱毛のメカニズムについてです。
こちらに関してはキッズ脱毛など関わらず、どのお客さまにもご説明する内容となります。
・毛のある部分のメラニン色素に反応する光を体内に照射
・タンパク質(毛乳頭)→熱を加えると凝固
・毛には「成長期」「退行期」「休止期」
毛周期(一つの毛が生える→抜ける→また抜ける)を繰り返している
・脱毛効果があるのは成長期の毛のみ(成長期の毛:全体の毛の20〜30%ほど)
・上記の理由で1回では終わらず8〜12回の施術が必要であることをご説明
②これから生えてくる毛には効果は出せない
毛のメラニンに反応させるため現在生えていない毛にはダメージ不可です。
これから大人になるにつれて、今なかったところからは毛が生えてくるということを理解してもらいましょう。
③第二次性徴期の説明
成長期前、いわゆる初経前に脱毛した方で、その後、毛が生えてきたという人が多いです。
第二成長期前は毛が生えそろっていないため、第二成長期以降、そもそも生えていなかったところからは発毛します。
これはお客さんにあまり知られていないので、
「子供の頃に脱毛通ったのに!」などクレームやトラブル防止、満足度UPのために必ず伝えましょう。
④アフターケア
脱毛後の肌は光の熱によって肌の水分が蒸発し、乾燥している状態となっています。
保護者にアフターケアのご協力していただきましょう。
・クリームやローションで保湿
・日焼け対策
・剃刀や毛抜きなどでの自己処理を抑えていただく
まとめ
キッズ脱毛をする際の注意点やポイントを解説いたしました
施術時の注意点は大人同様、もしくはそれ以上に気をつけなければなりません
そして、キッズ脱毛には保護者様のご協力が必須です。
そのことをご理解していただきお客様のお声にしっかり耳を傾け、
お肌の状態やアフターケアの仕方など お客様としっかりとコミュニケーションを取ることで不安や悩みの解消に繋がることと思います。