薬服用中のサロン脱毛はNG!どの薬がダメ?その理由とリスクを徹底解説!
薬、服用中の脱毛について解説します。
薬の服用中に脱毛はできないとご存知の方も多いと思いますが、具体的になぜダメなのか、お客様に説明できますか?
と聞かれると不安ですという方もいるのでなないでしょうか?
もし、お客様に具体的に理由を説明するのには自信がないという方はぜひ最後まで見てください。
薬服用中の脱毛を控える理由
まずはじめに、なぜ薬服用中に脱毛はできないのかというと
光線過敏症を引き起こす可能性があるからです
光線過敏症の症状
・湿疹
・腫れ
・目の異常
などの症状があります。
この他にも、「頭痛」「発熱」「吐き気」「腹痛」などの症状もあります。
体調によっては、アレルギーに対する「アナフィラキシーショック」を起こす可能性もあります。
光線過敏症の発症
光線過敏症の原因としては遺伝性、内因性、外因性、の3つに分かれています。
内因性は、免疫システムの異常が原因で、皮膚が過度にデリケートな状態になっています。
外因性は、薬の副作用である場合が多いと言われています。
光線過敏症のなかで頻度が高いのは薬剤によって発症する症例といわれています。
薬剤による光線過敏症は、
化学的因子(薬剤)と物理的因子(光線)の共同作用によって生じる皮膚反応です。
それぞれの因子が単独では、通常は異常な反応を起こすことはありませんが、両者の組み合わせによって多彩な皮膚症状を起こします。
原因の光線
この光線過敏症は光線の
紫外線に主に反応を起こします
紫外線というと「UVカット」という言葉などで聞いたことあるかと思います。
紫外線は英語で言うと。Ultravioletといい、UVと略されます
光は紫外線、可視光線、赤外線に分かれていて人間の目で見える光は可視光線です
可視光線は波長の長さによって知覚される光の色は異なります
波長400nmでは紫、450nmでは青、550nmでは緑、630nmでは黄色、700nmでは赤といったように感じる色が変化します。赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色で表されます。
可視光線の外の波長を
赤より外の電磁波を赤外線
紫より外の電磁波を紫外線といいます”
光脱毛で使われている光は可視光線です。
薬剤による光過敏症は主に紫外線によって反応を引き起こすので、
可視光線のみを使用している光脱毛では、実は大丈夫なケースも多いにありますが、トラブル防止のために、必ず処方元のお医者さんに確認はとっていただくようにしましょう。
原因の薬剤
薬剤光線過敏症を起こす可能性のある主な薬剤は下記のものです。
これら以外の薬剤については医師の判断を仰いでください
薬服用についての対応の仕方
最後に、脱毛サロンを運営する際の薬の服用に関しての対応方法は大きく2つ
①カウンセリング時に確認
1つ目はカウンセリング時です
カウンセリングで服用中の薬を必ずヒアリングし、もし常時何か服用中の場合は医者に確認を取ってもらってください
なければ今後服用する場合、脱毛でのご来店前、24時間は薬の服用控えていただくよう伝えておきましょう
②来店毎に確認
2つ目は来店毎の施術前に「24時間以内で薬の服用はありませんか?」と一言確認を取りましょう
飲んでしまっていた場合はしっかりと理由を伝えてお客様のために施術をお断りします。
目の前の売上だけを見るのではなく一人一人向き合ってあげることで安心して通ってもらえるようなお店にしましょう。
まとめ
・薬と主に紫外線の共同作用によって光過敏症を引き起こす
・脱毛の光は可視光線で紫外線は入っていない
が、トラブル防止のために必ず医者の判断を仰ぎましょう
・カウンセリング時、来店毎に服用中の薬ががないか確認をしましょう”